紙面に隈無く色をのせポップなビジュアルに仕上げています。(右) 影や壁面部分的の階調(濃淡)を整理し、画面左下、車とアスファルトに落ちるダークな影よって、主眼に目を誘導される様にしています。スリップどめの道路やガードレールも、この画のテイストに一役かっています。
水彩絵具による、碑文谷サレジオ教会と集合住宅の完成予想図です。教会とマンション上層部の白い外壁は、紙面の白を活かしています。 道路はあえて色を載せることはせず、落ちる影に色を添えてビジュアルを豊かに演出しています。
空のブルーも建物をひき立たせる程度に色をのせ、紙面となるキャバスの白を活かしています。
二子玉川の戸建て住宅街です。 建物の面持ちによって、画のテイストを変えています。 緩やかな弧を描きながら登ってくる街路の流れに従って、空にも流れと表情を作りました。 ビジュアル中の黒くアンダーな部分が、カラフルな外壁で構成された街を、引き立てます。
formzにより作図、c4d+Smart IBLによってレンダリングしています。 Smart IBLはHDRIの、超高解像度パノラマ背景、設定済みの光源(光源が太陽であれば、その方向性と強さ、色など)、スペキュラ要素としてのHDRI、 拡散環境光としてのHDR画像がパッケージされており、容易に背景にマッチしたレンダリング結果を取得出来る、プラグインソフトです。
上の3点は、湯布院別荘のパースです。鉛筆書きに水彩絵具で仕上げています。水彩紙の白を活かしつつ、点景部の筆の置き方に気を使いながら 仕上げました。筆をのせてブラシアップするところと、紙の白を活かして書き流すことのバランスが、手描きの画の面白さです。