東京都武蔵野公園上空からの鳥瞰パース(街並みイラスト)
鳥瞰パースは遠景から、小金井公園 、東京農工大学、武蔵野公園(野川)を描いています。
途中住宅街(街並み)のトーンを浅く抜く事で、緑を際立てた街並みに仕上げています。並木通りの向こうにJR武蔵境の駅舎が見えています。赤のハッチが現場です。
現地から、ほど近い武蔵野公園ですが、春になると公園内を流れる野川周辺に色とりどりの桜が咲き誇ります。公園には広大な植物栽培圃場があり、都立公園などに植える樹木を育成しています。野川沿いの桜は、その数約40種、1000本におよび、見応えがあります。
(パースでは春のシーンではありませんが)
ちなみに、長年イラストレーターをしておりますと、時折桜のあるシーン遭遇しますが、この野川の桜は珍しい存在でした。そこで初めて、ピンク以外の色をした桜の存在を知りました。具体的には“御衣黄桜”という、美しい淡い緑色をした桜です。名前の由来は、貴族の着る美しい萌黄色の衣服を連想させることからつけられたそうですが、この珍種の桜は江戸時代に京都の仁和寺で作出されたとも伝えられています。
このような個性的な桜も武蔵野公園が誇る魅力のひとつなのです。
また野川沿いに連なる枝垂れ桜の並木も圧巻で、私がイメージしていたような単独で咲く姿とは違い、そう広くない川幅の野川両岸に枝垂れ桜が描く景観が美しいのです。
ここは桜の名所として是非訪れたいスポットの1つです。